「あんたホント指示待ち人間ね」
職場では滅多に言われる事のないこのフレーズですが、
家庭では言われた事あるって旦那諸君、意外と多いのではないでしょうか。
私は嫁ちゃんにこれを言われたときは、
「分かってないなーー。膨大なタスクを捌いてクタクタなのよ・・
手伝ってるだけで許してほしい。。(何なら褒めてほしい・・)」
そんな風に思ってました。
ですが、子供を考えようと思って手にしたこちらの一冊を読んで、
私の考えがどれほど甘かったのかを思い知りました。。
今回は自戒も込めて、この体験をシェアします
岡崎国立生理学研究所心理生理学部門研究員かつ、子育て支援で2000人以上の親子の指導をしているという山本ユキコさんが執筆しています。
夫のツイッターを発見した奥さんが突っ込みを入れる構成で、
男性にとっては大分器を試されるというか、ナイフでグサグサ刺されるくらい、
痛い夫像が自分と重なるんです。
ーー例えばこちら。
新米パパ:
仕事から帰って赤ちゃんを風呂に入れる。頭洗うと泣いちゃうけど、
がんばって入れてあげてる。晩メシのあとは皿洗い。本当はゆっくりしたいけど、ママがきりきりしてるから皿洗いも育児も手伝う。オレってイクメン!
赤ちゃんを風呂に入れて皿を洗っただけで、がんばってるぞとアピール。
~中略)しかも、家事を「手伝う」って何サマのつもり? なに他人ぶってるの?
中略) 子育ても家事も立派なお前の「仕事」なんだよ。わかってんのかなぁ。
ーー
お恥ずかしながら家事も子育ても「仕事」というのは目からうろこでした。
学生時代から8年近く一人暮らしをしてきて、料理も基本しないで外食ばかりと、ストレスフリーに生きてきました。
結婚すると生活するにもやる事が増えて、「嫁ちゃんのこだわりか。仕方ない付き合うか」っていう義務感みたいなものでやってました。だからこそ、「手伝ってる自分、偉い」という感覚になっていました。
でも、そうじゃない。
結婚したタイミングで家事は二人が快適に生きていくための「仕事」になっている。
顧客にあたるのは自分と嫁ちゃん。
であれば、二人が気になる事は全部「仕事」。結婚を選択した私にはこの仕事をやり遂げる「責任」がある、と意識が変わりました。
それからは
「今週の作り置き何日分あるかな?余った食材は?」
「洗い物、消耗品の追加、ゴミ出し、大丈夫か?」
って家事の全体工程を管理して、ちゃんとタスクが完了するかまで確認するようになりました。
そしたら発見もあって、
「台拭きが汚れてる。あぁ、いつも嫁ちゃんが漂白してくれてたから綺麗だったんだな。
やり方を調べてやってみよう。」
みたいな感じで、嫁ちゃんが日々やってくれてた細かい仕事にも気づけるようになりました。
そして同時に、嫁ちゃんへのリスペクトが出るようになりました。
本当に当たり前ですが、相手も日中働いて帰ってきてクタクタなんですよねぇ。。
お互い瀕死の状態なのに、家事のマネジメントまで嫁ちゃんにまかせっきりなのは旦那失格だったなぁ。。 でも今気づけたのは良し! これから挽回していこう。
「最近旦那君、自分から動いてくれてるよね。ありがとね。」
最近嫁ちゃんマネージャーから上記コメントを頂きました。
同棲生活二年目、やっとチーム貢献出来るメンバーくらいにはなれた・・・かな?
もっと責任範囲を広げて私も家庭内マネージャーになれるようにがんばろ~~!
ちなみに、紹介した本には他にも、「出産、子育て」についての旦那に課せられた女性からの期待が詰まっています。 共働きするからには、この期待を超えていかないとですね🔥
私も子供を授かれた暁にはもう一度読み直そうと思います。 では終わります!
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